地域と学校が稲作交流
知立南小みな丸会 秋の収穫期待し田植え
知立南小の青少年健全育成協議会・愛称「みな丸会」(下阪将三会長)が15日、同小から約500メートル離れた水田で田植えを行いました。
緊急事態宣言が発令されたため予定していた約150人の児童・保護者は参加できませんでしたが、秋の収穫に向けて役員らで実施。農を通した地域活性化やまちづくりを目的に昨年発足した「NPO法人かきつ畑」も協力しました。
昨年まで5年生が稲作の授業で使っていた約600平方メートルの田んぼを活用。地域ボランティアとして参加した市農業委員会の石原国彦会長が、田植え機で苗を植え付けていきました。
地域と学校をつなぐコーディネーターの田中久美さんは「初めてのイベントなのに子どもたちが参加できなくて残念ですが、稲刈りや収穫した米を使ったイベントを企画しています。コロナ禍でもできる楽しみ方を考えていきたい」と話します。
同会は、地域と学校が連携して子どもたちの学びをサポートしていく「コミュニティ・スクール」で、昨年度から取り組んでいます。
知立くらしのニュース2021.05.28掲載