知立まつり 粛々と実施

伝統受け継がれる赤瓢箪と神輿渡御

【赤瓢箪を奉納する西丘町の津田区長ら】

 知立まつりの祭事が2、3の両日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、粛々と進められました。「間祭」の今年は、花車の巡行・奉納を予定していましたが中止となりました。
 3日は赤瓢箪奉納や例祭、神輿渡御を斎行。西丘町の津田鎮福区長らが赤瓢箪を掲げて境内を3周半し、「伝統ある行事を皆さまのお世話になりながら続けられています。ありがとうございました」と労をねぎらう神山忠憲宮司に手渡しました。
 「昨年新しくしていただいた赤瓢箪は重みがあります。コロナが終息したら、以前のように町内から20人ほどで練り歩いて届けたい」と津田区長。

 【神輿を載せて山屋敷町公民館へ向かう宮司ら】

 昨年中止となった神輿渡御はトラックを使って決行しました。山屋敷町公民館で「御旅所祭」が執り行われた後、トラックで町内を巡行。栗生隆区長は「形は違うが、今年はできて良かった」と胸をなで下ろしました。 

知立くらしのニュース2021.05.28掲載

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