知立ライオネス 活動に終止符

友情の輪広がる絆の30年

【30周年記念式典を開く知立ライオネスクラブ】

 結成30周年を迎えた知立ライオネスクラブが14日、ホテルクラウンパレス知立で記念式典を開きました。会員の半数以上が80代になり、今期(昨年6月~今年7月)で解散を決めた同クラブ最後の例会となりました。
 同クラブは、知立ライオンズクラブの妻たち33人で構成。1991年に発足し、募金やバザーの収益を福祉団体などへ寄付。その他、会員でつくる民族楽器「銭太鼓」グループの高齢者施設訪問や趣味の活動、旅行などで会員の親睦を深めてきました。
 式典には知立ライオンズクラブの神谷潤会長、ライオネスの加藤敞三顧問らも出席。結成時からライオネスをもり立ててきた中根純子さん(89)が最後の会長を務め、活動を振り返り「絆の30年。友情の輪が広がりました」とあいさつ。神谷会長や加藤顧問も解散を惜しみながら、ねぎらいの言葉を贈りました。
 最後の活動として市社会福祉協議会と社会福祉法人けやきの会に寄付金を贈呈。中根会長は「ライオネスの名前はなくなりますが絆は永遠に残ります。会員たちには、趣味のグループなどで活動しながら今後もつながりを深めていただきたい」と話しました。

知立くらしのニュース2021.05.28

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