知立高 魚のさばき方と食材への感謝学ぶ
地元の店主らから教わり挑戦
知立高の「健康ライフ系列フードデザイン」を選択している3年生31人が7日、地元で店を営む店主らの指導で、魚の三枚おろしに挑みました。
講師は「八百種商店」(宝町)の店長斉藤元樹さんと、「うなぎの旭屋」(上重原町)の店主永井翔太さん。
三枚おろしはアジを使い、斉藤さんが手順とコツを伝授。生徒らはまな板に載せたアジに、恐る恐る包丁を入れていました。
中野紗也さんは「野菜より軟らかくて難しかった。いい経験になったので家でもやってみます」と笑顔。
永井さんはウナギについて説明し、包丁さばきを披露。「かわいそうだと思わず、絶対おいしく焼いてやるからと言いながらさばいている。食材に感謝し、大切な命で人を喜ばせたいと思うことを心掛けている」と料理人の気持ちを伝えました。
平野萌々花さんは「教えてもらったことを意識するとだんだんできるようになった。命をいただいているので感謝の気持ちを忘れないようにしたい」と話しました。
知立くらしのニュース2021.05.28掲載