米蔵家 非接触で商品受け渡し
コロナ禍での挑戦①
ロッカーシステム導入
知立ブランド特産品の「だっぴークイーン」を販売する牛田の米穀店「米蔵家」は、新型コロナウイルス感染対策として、ロッカーシステムを導入しました。
注文を受けてから精米し、店頭や配達で受け渡しをしている同店。新型コロナのまん延後、店内に立ち寄らない、配達に切り替わったなど、客の動向の変化を感じた山本恒久社長が、非対面・非接触で受け渡しができるよう、持続化補助金コロナ対応型を活用して設置しました。
ロッカーはFUJI(山町)が開発した「宅配ロッカーシステムQuist」。会員証や伝票に記載されたQRコードをかざすと、注文した米の入ったロッカーが開き、受け取れる仕組み。「取りに来てくださったお客さまをお待たせしなくてよくなったのは良い点」と従業員たち。
山本社長は「これまでコミュニケーションを大切にしてきた当店の考えとは逆行しているが、コロナ禍でも安心して商品の受け渡しをするには必要だと判断した」と話し、「一日も早くロッカーが不要になるようコロナが終息してくれれば」と願いを込めます。
※ 新型コロナウイルスがまん延する中、新たな取り組みに挑む店や企業などの奮闘を連載します。
知立くらしのニュース2021.05.28掲載