絶妙な焼き加減を追究
フレッシュさん
うなぎの旭屋(上重原町)
村井 千春さん(24)
「責任を持っておいしく焼かせていただきます」。祖父が創業したウナギ店に正式採用されて2年目。多い日は一日100匹焼きます。
「毎回いろんな気付きがあり、日々勉強。今は、炭の火力でおいしさが決まると思っている」。均等にふっくら焼けるよう炭を移動させたり、うちわであおいだりして火力を調節。「失敗しても一緒に働く〝お姉さま方〟が、叱咤激励してくれるので頑張れます」
県内の大学進学を機に、三重県の実家から知立の祖父母の家で暮らすようになり、店でのアルバイトも始めました。東京五輪のボランティアをしたくて、卒業後も続けてアルバイト。ボランティアの夢はかないませんでしたが、「さばきも覚え、どうしたらおいしく焼けるかを追究するとどんどん楽しくなってきた」。
休日は早起きしてドライブしながら登山や温泉に行くのが息抜き。他店のウナギを食べて学ぶことも。「お客さまからの『おいしかった』の声がやりがいです。焼きもさばきももっと腕を磨きたい」。中山町在住。
知立くらしのニュース2021.06.25掲載