身近な風景を切り絵に
6月29日~7月4日 刈谷剪画同好会が刈谷市美術館で作品展
切り絵グループ「刈谷剪画同好会」が29日~7月4日、刈谷市美術館で2年ぶりに作品展を開きます。18人が刈谷の風景などをモチーフにした約70点の作品を展示。「一人一人の個性が光る作品ばかり。楽しんでほしい」と張り切っています。
同会は剪画講座の受講生らで16年ほど前に発足。切り絵装飾作家の青山政枝さんが講師を務め、毎月第2・4火曜に南部生涯学習センターで作品づくりを楽しんでいます。
作品展には1人4点ほど出品。万燈祭や亀城公園の十朋亭、知立まつりなどを題材に情趣に富む切り絵作品がずらり。「花」を描いた多彩な色紙作品、飾り小箱などの立体作品も。青山さんは「切り絵はモノトーンのイメージがあると思いますが、私たちの作品は彩色されています。鮮やかな作品に注目を」と見どころを話します。
アートナイフで和紙を切り抜き、のりで張り合わせていく細かな作業。完成した時の達成感は「ひとしお」といい、市原稲荷神社の切り絵を展示する加藤孝子さんは「大変でしたが、お気に入りの作品です」とにっこり。副代表の中村志代子さんは「このような時期に開催できることを感謝します」と話していました。
入場無料。午前9時~午後5時(29日は午後1時、4日は3時30分まで)。問い合わせは、青山さんTEL0564-24-5560
(刈谷ホームニュース2021.6.25掲載)