知立の小島さんが刈谷・風華で個展 15日まで

幸せな気持ちで描いた15点

【「私のお気に入りの世界を見て」と小嶋さん】

 絵画講師の小島尚子さんが7月15日まで、刈谷市今岡町のカフェギャラリー「風華」で初めての個展「はじめて 尚展」を開きます。午前10時~午後5時(最終日は3時)。
 中学1年から油絵を始め、今も描き続けている小島さん。小・中学校の教員を経て、市内で絵画教室の講師を務めています。
 昨年は友人3人と作品展を開きましたが、今年は友人らが辞退したことで巡ってきた個展のチャンス。「個展は初めてと気付いたらワクワクしてきました」と心を躍らせます。
 6月に半田市の絵画公募展「半田運河 亀崎を描く」で同市観光協会賞に入った作品をはじめ、山や海の風景を色彩豊かに優しいタッチで描いた油彩画などを展示。自宅マンションから見る景色を切り取った作品には、「知立を愛する気持ちを込めた」と言います。
 60号から小品までの15点余を並べ、「観察して、いいところを見つけて、美しいものに触れてキャンバスに向き合っていると幸せな気持ちになります。私の気に入っている世界を見てください」。絵画の他にも、3年前から趣味で撮り続けている、身近にいる野鳥の写真も添えます。

知立くらしのニュース2021.07.09掲載

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