地域密着 砂・砂利の一般販売に意欲

コロナ禍での挑戦
昭建材(知立市八ツ田町)

【家族連れ歓迎 砂の「土のう詰め放題」実施中】

 建設関連業の「昭建材」=八ツ田町=は、砂利や砂、土を取り扱う専門店。コロナ禍で一般の人にも販売を始めました。福松哲昭社長は「こんなところに需要があるとは。今後新たな取り組みとして力を入れていきたい」と話します。
 同社は外構工事や残土処理、舗装工事、造成・整地・埋め立て工事などが主な業務。「新型コロナウイルス感染症が広まるにつれ、業績が落ち込んでいった」と福松社長。
 そんな時、「砂を売ってもらえないか」という業者以外からの電話で、新たな販路を思い付き、一般向けに販売開始。ホームページもデザインを一新し、親しみやすくしました。
 砂利や砂は東海3県から採取した天然石。エクステリアのDIYや子ども用の砂場などに最適です。「防犯用」「草を生えにくくするため」など、用途に合わせてアドバイスも。バケツ1杯から大型ダンプ数台分まで対応しています。
 バケツ約3杯分の砂を詰める「土のう詰め放題」(1袋550円~)を実施中。一輪車やスコップなどの無料貸し出しも行っています。
 「家族で遊びに行く感覚で来てもらえれば」と目を細める福松社長は「地域に密着し、一般の人と触れ合える建材屋を目指したい」と新たな顧客獲得に意欲を見せます。

知立くらしのニュース2021.07.09掲載

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