ドドンと和太鼓　活動20年

「巴」が記念発表会

　刈谷と碧南で稽古している和太鼓教室「巴」の設立20周年記念発表会が8月29日、パティオ池鯉鮒で行われ、幼児から大人の生徒ら約70人が迫力満点のパフォーマンスを繰り広げました。
　同教室は、障害のある子や不登校の子どもたちが和太鼓を通じて自分らしく輝くきっかけになればと、2000年に設立。和太鼓衆ＳＨＩＮの塩崎智由さん＝刈谷出身＝らが指導を行っています。
　20年の節目の発表会は昨年開催の予定でしたが、コロナ禍で延期となり、1年越しで実現。巴のメンバーらはオリジナル曲を中心に16曲を演奏し、威勢のいい掛け声とともにパフォーマンス。大人教室の生徒らも和太鼓や篠笛の音色を響かせました。曲間では、20年を振り返るスライド上映も行われました。
　出演者は全員マスクを着用。また、来場者にマスクを1枚ずつ配り、2重の着用をお願いするなど感染予防対策を徹底しました。塩崎さんは「このような状況の中、教室や発表会の開催を支援してくださった方々に感謝いたします。笑顔あふれる素晴らしいステージになりました」と話していました。

（刈谷ホームニュース2021.9.24掲載）