小堤西池カキツバタ群落で除草作業
国の天然記念物、刈谷市井ケ谷町の小堤西池カキツバタ群落で9月9~12日、地元住民の「守る会」やボランティアら延べ約300人が除草作業に汗を流しました=写真。
同池は放っておくとヨシやアンペライが生い茂り、カキツバタを覆い隠してしまうため、毎年この時期に守る会が中心となって除草作業を実施。参加者はぬかるんだ池の中に入り、カキツバタを傷つけないように注意しながら、鎌などで草を刈り取りました。
今年はコロナ禍で例年の半分程度の参加人数でしたが、守る会の近藤高春会長(井ケ谷地区長)は「緊急事態宣言が出ている中、これだけの人に集まっていただいて感謝します。来年また、きれいに花が咲いてくれることを願っています」と話していました。
(刈谷ホームニュース2021.9.24掲載)