祖父母に特殊詐欺の啓発はがき
刈谷市内で高齢者の特殊詐欺被害が昨年より増加傾向にあることを踏まえ、刈谷署は「敬老の日」に合わせて、祖父母に郵送してもらうための啓発はがきを市内3カ所のスイミングスクールに通う子どもたちに1000枚配布しました。
はがきには、詐欺対策電話機の導入や不審電話防止装置の取り付けなどを呼び掛ける漫画を掲載。子どもたちの祖父母へのコメントを添え、投函してもらう取り組みです。
名鉄スイミングスクール刈谷では、9月11~13日に配布。年少・年中の2児の母親=大正町=は「西尾市などにいる両親に送ろうと思います。詐欺に気を付けてと伝えたい」と話していました。
同署によると、市内の特殊詐欺被害は昨年1年間で4件でしたが、今年は8月末現在で6件が報告されています。刈谷市役所のくらし安心課で市内在住の60歳以上を対象に不審電話防止装置(1台2000円)を販売しています。
(刈谷ホームニュース2021.9.24掲載)