プロムナード記念誌完成
知立市 野外彫刻20周年事業振り返る
パティオ池鯉鮒のエントランスロードで開催している「野外彫刻プロムナード展」の20周年記念事業をまとめた記念誌が完成しました。同展振興運営委員会で、知立ライオンズクラブの森島秀博委員長と、愛知教育大名誉教授の宇納一公顧問が林郁夫市長らに報告をしました=写真。
記念誌は「20th PHASE 芸術は出会いからはじまる」と題し、昨年度行われた20周年記念事業の活動内容を掲載。記念展や出前授業、フォトコンテスト、トークイベント、ワークショップの様子などが集成されています。
報告会では「文化的な香りが漂う知立市づくりが浸透してきたのでは」と森島委員長。プロムナード展の発案者でもある宇納顧問は「彫刻が文化芸術に親しむための一つになればうれしい。いつかは知立の子どもたちが美術の時間などで作った作品を並べられたら」と話しました。
プロムナード展はパティオ開館の2000年から始まり、芸術大の学生や卒業生、教員らの彫刻作品を6点ずつ展示。毎年9月に入れ替え、展示後は市内の公園などに設置されるものもあり、購入の相談もできます。
記念誌はA4判、54㌻。市のホームページで見られます。
知立くらしのニュース2021.10.22掲載