創業スクールで心構えや知識を学ぶ
刈谷市と刈谷商工会議所主催の「Kariya創業スクール」が10月2~30日に5回にわたって行われ、19人が創業に向けた心構えや基礎知識などを学びました。
同市内で創業を考えている人、創業3年以内の事業主が対象。市の委託で商議所が実施している「刈谷モノづくり大学」事業の一環。
講師は中小企業診断士の神谷正仁さん。10月9日にあった第2回講座=写真=では、経営者に必要な能力、ターゲットの設定と差別化のポイントなどを指導し、具体例を示しながら「夢をかなえる2つの〝ユウゲン〟実行は、期限を区切ること(有限)と言葉で表すこと(有言)」「ターゲットを絞り、相手に喜んでもらう事業の展開を」などと強調しました。
受講生らはグループディスカッションも行って理解を深めました。IT関連で創業を目指す30代女性は「具体的な考え方を教わり、勉強になりました」と話していました。