「110番は緊急事案専用です」

刈谷署がハイウェイオアシスで広報キャンペーン

【啓発品を配る一日警察署長を務めた早川さん(左)】

刈谷商工会議所女性会の早川会長が一日警察署長

 刈谷署は1月7日、正しい「110番」の使用を呼び掛ける「110番広報キャンペーン」を刈谷ハイウェイオアシスで行いました。

 同署では、110番通報は事件・事故などの緊急事案専用で、警察への相談は「#9110」ダイアルの使用を呼び掛けています。昨年、県内で約57万件の110番通報がありましたが、そのうち26.5%は道を尋ねるなどの緊急性を要しない内容。これによって、緊急事案の対応に影響が出ているそうです。

 同キャンペーンは毎年、1月10日の「110番の日」に合わせて実施。この日、同署は一日警察署長に刈谷商工会議所女性会会長の早川富美子さん、一日警察官に副会長の赤松祥子副さんと同会議所職員の山田とも子さんを委嘱。寒風の吹く中、制服姿の早川さんらが110番と相談ダイヤルの使用を明記したハンドソープ500個を同施設利用者らに配り、同時に交通安全や特殊詐欺被害防止も啓発しました。

 早川さんは「市民の皆さまに正しい110番通報をお願いするとともに、刈谷から犯罪が減少することを願っています」と話していました。

 刈谷商工会議所、刈谷法人会刈谷支部、交通安全協会刈谷支部、刈谷防犯協会連合会も啓発品の提供などで協力しました。

【一日警察官の制服姿でキャンペーンに参加する赤松さん(右)】

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