池鯉鮒大田楽お披露目
はじけた! 躍動感あふれる踊り
「池鯉鮒大田楽」の初公演が2月26日、リリオ・コンサートホールで開かれ、太鼓や笛の音色に合わせた躍動感あふれる踊りをお披露目しました。発起人で遍照院の横井紫光副住職は「コロナ禍で2度の延期を経て、今回が念願の公演。番楽(踊り)も上達し、幕間なく次々と繰り広げられて素晴らしい内容でした」と出演者らをたたえました。
大田楽は平安時代末期に日本中で流行し、室町時代に衰退した芸能「田楽」を、現代風に創作。地域の芸能や文化を取り入れるのも特色です。
知立では、昨年、新たなまちのにぎわいを目指して有志で「池鯉鮒大田楽の会」を発足。踊りは京都のグループから習いました。
中学生以上の市民16人と県外のグループ、和太鼓衆SHIN、遍照院の高野山金剛流御詠歌舞が演奏や舞を披露。「笛や太鼓の音色で踊るのは新鮮。みんなはじけて踊れました」と真野順子さん。
世話人の久世泰男さんは「これからは知立らしいカラーを出すとともに、市民に広まるような仕掛けをしていきたい」と話します。
一緒に踊るメンバーを募集中。問い合わせは市民活動団体「バザール知立」久世さんへ。
知立くらしのニュース2022.03.25掲載