西中ほたる保存会 ビオトープ顕彰の地域貢献賞
子どもらとSDGs活動
西中町の遊休農地を利用したビオトープで活動する「西中ホタル保存会」が、NPO法人日本ビオトープ協会の「第14回ビオトープ顕彰」で地域貢献賞に輝きました。
ビオトープ顕彰は、ビオトープ造りを広めるのを目的に募集し、5団体を表彰。最大限の生態系が復元されているか、環境教育など社会性があるかなどが評価対象で、今年も全国から多数の応募がありました。
同保存会はNPO法人「ナスもル知立」が取り組む市内4カ所のホタル保存会の一つ。「ホタルが飛び交う里町づくり」を合言葉に、地元の子どもたちとホタルの幼虫やメダカの放流会、アオイ科ローゼルや果樹などの植え付けを行っています。
ビオトープは6カ所あり、「30カ所が目標」と信原眞治代表。遊休農地を整備し、「人と自然の共存」を目指しています。地元の知立南小とも連携し、「SDGsを考えながら子どもたちと活動できて楽しいですね。次は『愛知環境賞』に選ばれるよう継続していきたい」と力を込めます。
信原代表は会社員時代の2007年に「アイシンエコトピア」(半田市)を開設した時の責任者。そのノウハウを地域のビオトープ造りに生かしています。
知立くらしのニュース2022.06.10掲載