安城で「UGN(ゆうじん)Ⅱ展」 10日まで
10㍍の巨大絵画も
安城市内の絵画講師など作家6人による合同作品展「UGN(ゆうじん)Ⅱ展」が安城町の市民ギャラリーで開催されます。7月10日まで。観覧無料。
創作活動の定期的な発表と研さんの場として毎年開かれ、今年で34回目。洋画の野村郁夫さん、服部八千代さん、峯村敏さん、三輪修さん、コンテンポラリーアートの久保田輝好さん、オプティカルアートの細井利秋さんが個性豊かな作品を並べます。
メンバーの服部さんは、たて1.45㍍、横10㍍の大作シリーズ「ネバーエンディングドリーム(終わらない夢)」を毎年出品。今年も2月から4カ月がかりで完成させました。
100号サイズ5枚分のロールキャンバスに、アクリル系の絵の具を流し込んで色合いや空間を駆使。大胆な構図と細かい描写で物語性を表現しました。全体を服部さんが好きな青色でまとめ、ぼかしやにじみが出るよう裏地に描いています。
服部さんは「見る人が優しい気持ちになるような柔らかい雰囲気にした」と話し、「今年も無事に仕上がりました」とほっとした表情を浮かべました。