柴田さんがカヌーポロ世界選手権に
岡崎在住のアスリート 大会は8月16日、フランスで開幕
8月16~22日にフランスのサントメールで開催される「2022 ICF カヌーポロ世界選手権」に、岡崎市在住の柴田勝之さん=服部工業所属=が男子シニアチームのメンバーとして出場します。
カヌーポロは、ハンドボールとバスケットボールを融合したような水上競技で、選手は1人乗りのカヌーに乗ってプレーします。1チーム8人で、コートには5人が出場。両チームの選手が激しくぶつかり合う様子から「水上の格闘技」ともいわれています。
柴田さんは長野県出身。三好高校でカヌーポロ部に入部したことが競技を始めたきっかけ。高校時代の2004年にみよし市で世界選手権が行われた際、ボランティアとして参加。「間近で見た世界レベルのプレーに圧倒され、ますます興味を持った」と話します。
2005年から日本代表選手として活躍。世界選手権出場は、今回で5回目。現在35歳で、日本チームでは最年長。攻守の要を担います。普段はみよし市の保田ケ池カヌーポロ競技場を拠点に練習し、岡崎市の乙川などでもトレーニングに励んでいます。
世界選手権開幕前の8月12日、柴田さんは岡崎市役所を訪れ、中根康浩市長に出場を報告。「目標はベスト8。初戦の相手は世界ランク1位のドイツだが、予選はできれば全勝したい」と意気込みを語りました。中根市長は「思う存分に活躍してきてください」と激励しました。
世界選手権での日本男子シニアチームの最高成績は、2016年の13位。2018年の前回は16位でした。