デゴイチ誕生80周年

刈谷市交通児童遊園に展示

愛好会が毎月清掃

 刈谷市交通児童遊園に保存展示されている蒸気機関車D51777号機は、今年製造から80周年。有志による「D51777愛好会」が毎月、清掃や保守点検を行い、現役当時のような美しさを保っています。

 展示車両は1両で、長さ約20メートル。黒光りする車体には現在、「車輪」と「80」をデザインした記念プレートが掲出されています(2022年12月27日まで)。

 同機関車は、1942年9月26日に誕生。ラッキーナンバー777の登録番号を掲げ、東海道線や中央西線を中心に30年間、約200万キロを無事故で走破。その後、JR東海から市に無償貸与され、75年より同園に展示されました。

 会員で、プレートのデザインをした川見さんは、「車体にじかに触れられるだけでなく、運転席に入ることもできます。文化的遺産にも値する80年前の機関車。ぜひ、次世代に残していきたい」と力を込めます。

【記念プレートを付けたD51と愛好会の皆さん】

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