安城・丈山苑で野外演劇
丈山の生涯 上海自転車が10月8日再演
安城市和泉町の丈山苑で10月8日午後6時から、演劇・映像制作ユニット「(劇)上海自転車」による観月演劇「刀の音、添水(そうず)の音(ね)~石川丈山」が再演されます。
徳川家康の家臣だった同町出身の丈山が、武士の身分を捨て、多才な文人として悠々自適に生きた姿を描いたオリジナル作品。上海自転車代表の中野菜保子さんの作、演出で、丈山役は名古屋おもてなし武将隊で3代目豊臣秀吉役を務めた齋藤優樹さん。客演に岡田展寛さんを迎え、安城市出身の俳優・斉藤偉さんも出演します。
中野さんは、丈山が残した漢詩・漢文の文献から当時の状況や心情を読み解きました。「才能豊かでこだわりのある丈山の生き方をコミカルかつシリアスに表現した」と言い、「昨年とは違う演技や庭園全体を使った演出も楽しんでください」と呼びかけます。
観劇料は一般2000円、中学生以下1900円(全席自由、入苑料・呈茶料込み)。定員120人(雨天時70人)。問い合わせは同苑へ。
【安城ホームニュース2022.09.23号で掲載】