知立新林町で役目終えた半鐘展示

文化展に多彩な作品と町の遺産並ぶ

【展示された半鐘を紹介する区長】

 「第23回新林町文化展」が11月26、27日、新林公民館で開かれ、作品やコレクション170点が並びました。
 絵画や書、写真、手芸、工芸など、園児や小学生、大人たちの作品や、ダムカードや鉄道ジオラマの展示、似顔絵の実演などで来館者を楽しませました。
 1927(昭和2)年に町内に設置され、昨年8月に役目を終えて解体された火の見櫓の半鐘は、大澤義人区長らが「これからも新林町の遺産として残しておきたい」と同館に保管。寄贈者の名前が分かるよう磨き、「ひいおじいさんの名前がある」「よく残っていたものだ」と住民たちが見入っていました。
 大澤区長は「皆さんの思わぬ特技や趣味が見られました。今後も交流を深めてもっと元気な町にしたいですね」と話しました。

2023.01.27知立くらしのニュース

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