雁が音中生が町の魅力発信

「作品を見てSDGsを考えて」 

3月4日から観光案内所で作品展

「たくさんの人にぜひ作品を見てほしい」
と呼びかける下水道推進実行委員会のメンバー

 刈谷市立雁が音中学校の1年生283人が制作した下水道マンホールふたのデザイン画展「わが町自慢ホール!」と「下水道新聞」の作品展が、3月4日から刈谷駅前観光案内所で開かれます。31日まで。


 生徒たちは「刈谷の魅力発信」と「SDGs」をテーマに、市下水道課の協力を得て制作活動に取り組みました。 「多くの人に見てほしい」と、1年生有志による下水道推進実行委員が中心となって展示の準備を進めています。
 デザイン画展は、直径12㌢の円形のスクラッチボードに、カキツバタ、小玉スイカ、ハイウェイオアシス、刈谷藩主の水野勝成などを描き、色鮮やかに仕上げました。「作品に町の魅力と私たちの思いをぎゅっと詰め込みました。楽しんで見てほしい」と同委員長の伊藤花菜美さん。全作品を土曜ごとに入れ替えて展示します。
 

 下水道新聞は下水道について、生徒たちが学習したことを53班に分かれて制作。市内の下水道の歴史や仕組み、役割、SDGsとの関係などをA3サイズの紙面にまとめ、マンホールふたの謎や下水道クイズなども掲載して楽しく読める工夫を凝らしました。
 副委員長の小林吾瑠さんは「下水道だけに頼らず、自分たちができることを行動に移し環境を守りたい。僕たちの作品がSDGsについて考えるきっかけなれば」と話していました。
 

 開館は午前10時~午後6時。8日は休館。問い合わせは同案内所☎0566・45・5833

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