最後の「岡菊苑」見に来て〈安城〉
3月1~15日に開放
安城市朝日町の古民家を活用した交流の場「まちのえき岡菊苑」が来月閉苑するにあたり、運営を担ってきたボランティアたちが多くの人に苑内を見てもらおうと、3月1日から15日まで、毎日開放します。
同苑は、初代安城町長を務めた岡田菊次郎(1867~1962年)が晩年を過ごした家で、築100年といわれています。
入ってすぐの土間には、昨年9月に発刊された菊次郎の生涯を分かりやすくまとめた冊子『安城のまちを創った男 岡田菊次郎』の原画パネルなどを展示し、所蔵品や中庭、茶室も見学できます。和室では小物作りや折り紙など、同苑で活動する自主グループが講座やサロンを行っている日もあります。
開苑時間は午前11時~午後3時。無料。