ガラス絵でおもてなし

岡崎城西高校の美術部 大河ドラマ館券売所に製作

【色鮮やかに描かれた絵(どうする家康 岡崎 大河ドラマ館券売所入り口の扉)】

 岡崎城西高校の美術部1、2年生約25人が、岡崎公園内の「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」券売所のガラス扉に絵を描きました。甲冑や桜などをあしらった色鮮やかなアート作品が来場者の目を楽しませています。

 昨年、部員が岡崎市シビックセンターの窓ガラスに描いた絵が好評を博し、同市の依頼を受けて大河ドラマ館にも描くことになりました。

 作品のテーマは「家康公と岡崎の四季」。券売所入り口の扉には徳川家の三つ葉葵の御紋、家康が若い頃に着用したと伝わるきらびやかな金陀美(きんだみ)具足、ピンクの寒ボタンをあしらい、出口の扉には鷹狩りを好んだ家康のちなみ、羽根を広げて優雅に舞う鷹と咲き乱れる桜が大胆な構図で描かれています。

 生徒らは同館オープン前の1月中旬、水性マーカーなどで1週間ほどかけて制作。生徒(部長)は「貴重な経験をさせてもらいました。皆さんに見てもらうのはちょっと恥ずかしいけど、うれしいです」とにっこり。顧問の教諭は「高校生だからといって、いい加減なものは見せられない。生徒たちは本当によく頑張ってくれました」と話していました。

(岡崎ホームニュース 3月10日号掲載)

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