知立まつり 4年ぶりに花車巡行

5月2・3日  各町宿開き 稽古や準備に奮闘

【山車を組み立てるまつり関係者】

 知立神社の例祭「知立まつり」が5月2、3の両日に開かれ、4年ぶりに花車の巡行や奉納があります。5カ町(宝・山・中新・本・西)では祭りに向けて「宿開き」が行われ、約1カ月にわたる稽古や準備が始まりました。
 今年は〝若い衆の祭り〟として、隔年で行われる「間祭り」。紙で作った花で飾られた勇壮華麗な5台の花車が繰り出されます。
 祭りをまとめる当番町の宝町では4月1日に宿開きを実施。若衆連に所属する約40人が出席しました。鶴田常智祭礼惣代長は「1カ月間体調管理をしっかりして、立派な宮入り、宮出をしてください」とあいさつ。翌日は、山車を組み立てました。
 若衆連筆頭年行司の前川和輝さんは「みんな張り切っていますが、コロナの影響で参加者の顔ぶれも変わりました。再出発の気持ちで臨みたい」と意気込みを話します。

【4年前の間祭りで境内に並んだ花車】

 日程は、2日は各町を巡行、3日は午前10時に知立駅東側の中央通り商店街をそろって出発。午後1時30分から宮入り開始。午後4時30分宮出開始。
 鶴田惣代長は「コロナ禍前の日程で行います。今回を土台にして来年の本祭りにつなげたい」と強調します。

知立くらしのニュース2024.04.14掲載

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