〝スリーエス"が仲間を募っています

日本語が不慣れな子を支援

 愛知県の刈谷市民でつくる「スリーエス(Student Support Station)」は、外国につながりを持つ児童生徒の学習を支援するボランティアグループ。仲間を募集しています。
 

 2011年に発足。
大学生や主婦、海外経験の豊富な会社員など20~80代の約40人が活動しています。
 市内の小中学校に出向いて、日本語が不慣れな児童生徒をサポート。個人授業で平仮名や漢字、九九や計算など学習の基本を丁寧に指導します。
 放課後は市民館に子どもたちを集めて、宿題を手伝ったり、おしゃべりやゲームなどの相手をしたり。学校を離れた子どもたちにも寄り添っています。


 今年度、市内の小中学校では200人を超える外国籍の児童生徒が在籍。
 代表の平野さんは「彼らの生活圏は家と学校のみになりがち。地域の人と仲良くなれたと感じることは彼らが一歩を踏み出す大きな力になる」と言い、「語学ができなくても問題ありません。携わる子どもたちが日本での生活に必要な知識を身に付け、笑顔で暮らせるよう一緒に応援しませんか」と呼びかけます。

【スリーエスのみなさん】


 

関連記事一覧