刈谷市ボッチャ連盟が発足

広がれ仲間の輪

 ボッチャで笑顔いっぱいの町に―。4月16日、愛知県の「刈谷市ボッチャ連盟」が設立され、心身障害者福祉会館で発足式が開かれました。
 同連盟の太田信之会長は「ボッチャは年齢や障害の有無に関係なく、誰もが一緒に楽しめるスポーツ。仲間の輪を広げ、数年のうちにはスポーツ協会に名を連ねたい」と力強く話します。


 会員は個人会員と市民グループ、企業内の同好会など5団体を含む約30人。市民大会や出張体験会などの開催を予定しています。


 同連盟発足の発端となったのは、障がい者と健常者の交流を支援する「あゆみの会」のメンバーたちの活動。20年前からボッチャに注目していた同会を社会福祉協議会がサポートして普及活動に取り組んできました。小学校や高齢者の会などでの体験会や交流大会で裾野を広げ、1月に開かれた「市民交流ボッチャ大会」には72チーム216人の愛好家たちが参加しました。


 太田会長は「ボッチャでつながる人の輪が、誰ひとり取り残されることのない町づくりに発展すればうれしい」と期待を込めます。

【ボッチャを楽しむ連盟の皆さん】

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