「アンサンブル天下統一」が記念コンサート
6月3日 岡崎市シビックセンター「コロネット」
国内トップ奏者の弦楽三重奏
岡崎市ビックセンターコンサートホール・コロネットを拠点に活動し、岡崎出身のチェロ奏者・中木健二さんが所属する弦楽三重奏グループ「アンサンブル天下統一」が6月3日、結成10周年記念コンサートを同ホールで開きます。演奏曲は、ベートーベンの「弦楽三重奏曲ト長調」など。午後2時30分開演。
天下統一は中木さん、長原幸太さん(バイオリン)、鈴木康浩さん(ヴィオラ)の3人編成。それぞれ国内外で活躍するトップ演奏者です。「岡崎発信で音楽の素晴らしさを天下に伝えよう」と、同ホール座付きの〝レジデントアンサンブル〟として活動しています。
中木さんは1982年生まれ。岡崎市内の愛知教育大学附属岡崎中学校を卒業。菊崎高校音楽科、東京藝術大学を経てパリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学を首席で卒業し、2005年にルトスワフスキ国際チェロ・コンクールで1位を獲得するなど受賞も多数。現在、演奏活動に加え、東京藝大准教授も務めています。
10周年の節目を飾るコンサートでは、ベートーベンの「七重奏曲変ホ長調」も演奏。渡邉玲雄さん(コントラバス)、金子平さん(クラリネット)、長哲也さん(ファゴット)、福川伸陽さん(ホルン)がゲスト出演し、弦楽器と管楽器のアンサンブルを響かせます。
中木さんは「活動が10年続いたことは一つの文化。コンサートを聴きに来てくださった皆さんとおめでたい節目を一緒に祝いたい」と話しています。
入場料は一般3500円、学生(25歳以下)2000円。未就学児入場不可。問い合わせは、同センターTEL0564-72-5111
(岡崎ホームニュース 5月12日掲載)