刈谷の小中高生 エアロビック世界大会で活躍
愛知県刈谷市の小中高生5人がエアロビック競技の世界大会「スズキワールドカップ」(4月22、23日・東京)で活躍。ミックスペア部門(14歳以下)で準優勝、トリオ部門(15~17歳)で3位入賞に輝きました。
5人はエアロビックのクラブチームAE刈谷に所属。ペア部門には、桐木奏空さん(中1)・齋藤愛吏さん(小6)が初めて世界の舞台に挑戦。息の合ったステップ、豊かな表現力で、同ペア最高得点を記録しました。「会場から聞こえる〝ファイト〟が力になった」と齋藤さん。桐木さんは「来年もこのペアで挑戦したい。体を大きくして、次は僕が齋藤選手を力強く持ち上げたい」と意気込みます。
ミックスの鬼頭快惺さん(高3)・大矢彩乃さん(同2)・鍔本菜々子さん(同)は、昨年11月のジャパンカップ優勝で同ワールドカップに駒を進め、迫力のジャンプや難度の高い技を披露。「最も美しいアジアの演技」と会場を沸かせました。
鬼頭さんは「納得できる演技ができた」と笑顔を見せる一方で「力強さをもっと表現できるように」と話し、鍔本さんは「ヨーロッパの選手が見せたエレガントさを自分の演技に加えたい」と課題を見いだした様子。大矢さんは「360度どこから見ても美しい演技に磨き上げたい」とさらなる高みを目指し、全員が「次回は表彰台の一番高い所へ」と口をそろえます。