オオキンケイギクを駆除 地域住民ら100人が汗
「昨年たくさんに取ったのに」
オオキンケイギクの駆除活動が6日、刈谷市境町の発杭川河川敷で行われました。
地元の中学生をはじめ地域住民、企業の社員ら約100人が参加し、川沿いに群生するオオキンケイギクの株を丁寧に根元から抜き取っていきました。
オオキンケイギクは5~7月に黄色い花を咲かせる北米産の多年草。強い繁殖力で生態系への影響が懸念される特定外来生物に指定されています。
同地では5年前から駆除活動が行われており、今回抜き取った量は820キロ。
小学5年の男児は、「昨年も参加してたくさん抜き取ったので、もういいかなと思っていたのに、しぶといな。来年もやらないといけないかな」と困った様子。
山池町から参加した女性は「住む町がこんなに侵食されているなんてショックだった。花芽をつける前の株を取り除くことが大切と教わったので、日頃から気にして抜き取っていきたい」と話していました。