美翔会が郡上おどり広めて感謝状《知立》

講座やイベントで愛好者増やす

【郡上八幡観光協会から感謝状を受けた美翔会と日曜民踊講座の皆さん】

 ユネスコ無形文化遺産の「郡上おどり」などを楽しむ民踊グループ「美翔会」(清水美代子会主)に4月27日、岐阜県郡上市の郡上八幡観光協会から感謝状が贈られました。
 同協会創立70周年記念に合わせ、郡上おどりを通じて郡上八幡の観光振興へ貢献した団体・個人に贈呈。県外からは2団体が対象となり、美翔会は10年ぶり2度目の受賞です。
 日本民踊研究会師範の清水会主が郡上おどりに魅了されたのは約35年前。1996年に美翔会を発足して郡上と白鳥おどりを主とした講座を開き、愛好者を増やしてきました。
 市中央公民館の「日曜民踊講座」では、参加者に踊りの振りやコツを伝授。郡上おどりが始まる「発祥祭」や最終日の「おどり納め」の日には、バスを貸し切って大勢で郡上へ出向きます。清水会主らは7月中旬から9月上旬までの開催期間中に7回ほど郡上を訪れ、コンクールにも出場。個人や団体の賞に何度も入ってきました。
 郡上おどりの日程に合わせて、15年前から刈谷ハイウェイオアシスでも踊りのイベントを企画(今年は7月9日午後6~8時、雨天中止)。清水会主は「皆さんの協力でいただけた感謝状です。どの世代の人も楽しめて、活気あふれる郡上おどりを、これからも広めていきたい」と熱意を込めます。

知立くらしのニュース2023.06.09掲載

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