ボディビル大会で優勝 脚の筋肉美を追求・プロへ
堀部一樹さん(愛知県刈谷市)
愛知県刈谷市の堀部一樹さん(30)が、5月に豊橋市で開かれたボディビルの「SUMMER STYLE AWARD(SSA)」名古屋大会・スポーツモデル部門(最高ランク)で優勝し、プロライセンスを取得。12月に東京で行われるファイナル戦の出場権を手にしました。
同部門は身長別に3種目に分けられ、182㌢の堀部さんは「トール」種目で頂点に。各種目の覇者3人で争う「オールオーバー」でも金メダルに輝き、「トレーニングを始めた時からの目標だった。10年ほどかけて達成できた」と白い歯をのぞかせます。
「小学生の頃からガリガリに痩せた体がコンプレックスだった」
中京大学体育学部在学中に、SSAを主催する元総合格闘家で俳優の金子賢さんに憧れて、筋トレを開始しました。
現在は予備校に勤務する傍ら、市内のジムで汗を流し、食事面も徹底的に管理。大会前には、10㌔以上減量し体脂肪率3%以下に仕上げるそうで、「皮膚が筋肉にぴたっとくっ付く感じになるまで絞り込み、鍛え抜いた筋肉の形を浮かび上がらせる。脚の筋肉が自慢です」と話します。
SSAには3年前から挑戦し、一昨年にスタイリッシュガイ部門で全国2位。昨年は出場を見送り、今大会に照準を合わせて、体づくりに専念しました。
ファイナル戦は、プロ選手が競う全国大会。「トップビルダーのトレーニングに比べると、自分はまだ甘い。さらに筋肉を大きくしてトップ3に食い込みたい」と意気込みます。