刈谷の小玉スイカ 黄色の果肉甘みが人気
出荷ピーク 7月中頃まで
愛知県刈谷市の北部地区で黄色い果肉の小玉スイカが、出荷のピークを迎えています。
冷蔵庫に丸ごと入るサイズで、平均糖度12度という甘味が特徴。皮が薄くて運搬が難しいため、地元を中心に販売されています。
「店頭に並ぶと、早々に売り切れることが多い」という人気ぶりですが、生産者の高齢化で小玉スイカの生産農家は6件。今季は約1万5000個(昨年は2万5000個)を出荷予定。希少価値が高まっています。
生産者の永田憲正さん(76)・恵美子さん(73)夫妻=東境町=は「小玉スイカ作り30年。1月に種をまき、約5000個を丁寧に育ててきた。多くの方に喜ばれていると聞くと、頑張れるんですよ」とにっこり。「朝晩の寒暖差で甘みが増しました。ぜひ味わって」と話しています。
出荷は7月中頃までを予定。
同町のJAあいち中央産直センター刈谷北部(☎35・1080)などで販売しています。