自分史悠友会が発足20周年

「仲間の作品に励まされながら」

 愛知県刈谷市を拠点にする「刈谷市自分史悠友会」が、発足20周年を迎えました。

5月19日、節目を飾る会誌「悠友」(第20号)を発行。会員たちが、思い思いのテーマでつづった「自分史」を1冊にまとめました。


 同会は、市民講座の修了生らで2002年に発足。60~80代の11人が、自分史講師で作家の吉村登さんに書き方を教わり、刈谷市の中央図書館で合評会を開いて楽しんでいます。
 自分史の内容は、戦争や職場での体験の他、旅行や趣味、何気ない日常を振り返り、人生で楽しかったり、つらかったりしたことなどさまざま。
 「先生から文章を書くコツを教えていただき、仲間の作品に励まされることもある。一人じゃないから書き続けられる」と会員たち。代表の岡本康さん=小山町=は「生きてきた道を振り返ることは、今を大切に生き、未来を切り開くことにつながる。一緒に自分史を書きませんか」と呼びかけています。
 活動は毎月第3金曜の午後2~4時。会費2000円。

【記念誌を手に20周年を祝う会員】

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