名阪興業が全国初の「チェッカーペイント」《知立》 

交通安全願い標示開発 「利用アンケートに協力を」

【ペイントした部分を説明する大里専務】

 名古屋工業大大学院工学研究科鈴木弘司研究室と、標識や区画線など道路関連の設置工事を行う名阪興業(大里健二社長)=牛田町=が協力して、八橋町的場地内に全国初の試みの横断歩道用路面標示「チェッカーペイント」を試験的に設置しました。
 同ペイントは2色の四角形を交互に配した市松模様で塗装され、視覚的な効果で安全運転を呼びかけます。
 場所は来迎寺小東側の明治用水遊歩道にある横断歩道の手前。同社が意匠登録している黄色と青色は、彩度の高い2色を使うことで見やすさだけでなく不快感を与えられるといわれる組み合わせ。反対側には黄色と赤色も設けられています。
 設置した7月10日前後の効果検証では、「横断歩道の手前で減速したり、歩行者に譲ったりする車が増えたという結果が出ています」と大里一郎専務。10月にも同研究室による検証が行われます。
 同社では、利用者アンケートを集めており、大里専務は「安全対策に貢献したくてさまざまな道路標示を提案しています。ご協力願います」と呼びかけています。

知立くらしのニュース2023.08.25掲載

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