刈谷国際音楽コンクール ピアノ部門で優秀賞
刈谷市の小学6年生 田島里穂さん
「第9回刈谷国際音楽コンクール」のピアノ部門・小学校4~6年の部で、刈谷市の小学6年生、田島里穂さんが優秀賞を受賞しました。
田島さんは「シンフォニア3番」(バッハ)、「ワルツ4番ヘ長調」(ショパン)の2曲を演奏。「一番好きな作曲家ショパンの曲で、音が転がってしまった。悔しい」と言い、「次は金がいいな」と新たな目標に目を向けます。
ピアノを始めたのは3歳の時。毎日3時間の練習を欠かさず、幾つもの大会で入賞。今年6月の中部ショパンピアノコンクールでは、金賞に輝きました。
「音楽家の伝記本を読んだり、ユーチューブで他の人の演奏を聞いたりして、作曲家が求めた音色を探します」という田島さん。「体が小さいので、背中から腕、指へと力を伝達させて深みのある音を出すよう工夫しています。ピアノは私のすべて」と優しく鍵盤に触れます。
同コンクールは8月8~18日、刈谷市総合文化センターで開かれ、同部門には11人が参加。ピアノの他、フルート、弦楽器部門があり、小学1年から一般まで計約160人が出演。現役演奏家たちが審査しました。