「一等米が採れたよ!」

小垣江東小で稲刈り

 愛知県刈谷市立小垣江東小学校の敷地内にある田んぼで11日、3年生41人が稲刈りに汗を流しました。
 広さ約100平方㍍の田んぼには、5月に児童たちが植えた「あいちのかおり」が大きく育ち、黄金色に輝く稲穂がゆらゆら。
 児童たちは、地元の農家でつくる「小垣江緑水会」の会員7人に教わりながら鎌で刈り取り、「すがい」と呼ばれる縄で束ねていきました。
 はじめは慣れない手つきの児童たちでしたが、次第に“ザクザク”と音を立て手際よく刈り取り、稲の束をぐっと持ち上げて笑顔を見せていました。
 はざにかけて天日に干し、後日、精米して採れた量は約31㌔。来月には同会員を招いて「感謝の会」が予定されており、男子児童のひとりは「気持ちを込めて作ったお米。大切に食べたい」。同会の鶴見富泰会長=小垣江町=は「1等米が採れた。子どもたちが、自然を大事にする心を育んでもらえたらうれしい」と話していました。

【小垣江緑水会のメンバーに教わりながら稲刈りをする児童たち】

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