フォトコンテスト「鉄塔のある風景」
11月26日まで 刈谷市依佐美送信所記念館
かつて愛知県刈谷市のシンボルだった「依佐美の鉄塔」。フォトコンテスト「依佐美送信所記念館・鉄塔のある風景写真」(フローラルガーデンよさみ主催)の入選作品が、26日まで同館に飾られています。
写真愛好家など約30人が応募。水色の水滴に紅白の鉄塔が美しく映える「噴水の向こうに」や「夕映えの記念館」など、鉄塔のさまざまな姿を捉えた50作品が展示されています。
収穫後の麦畑と組み合わせた「送信所遠望」で優秀賞を受賞した桑原悦忠さん(82)=同市野田町=は、「以前は、家路への電車の中から鉄塔が見えると、刈谷に帰ってきたと感じたもの。当時を思い出しながらシャッターを切りました」。
「クラスのみんなと植物学習」で園長賞の刈谷特別支援学校高等部1年の生徒は「季節の花がいっぱいで、仲間もみんなスマイルになった。ここは好きな場所」と話していました。