U-15フットサル全国準優勝に貢献
フットサル日本一を決定する「第29回全日本U―15選手権」が1月6~8日に栃木県で開催され、愛知県刈谷市の中学3年生、穂積春之祐さん(朝日中)、荒川誠太郎さん(刈谷南中)、西原駿さん(刈谷東中)が「FCブリンカール安城」の選手として出場。銀メダル獲得に貢献しました。
ブリンカールは、刈谷市と安城市が拠点のサッカークラブチーム。昨年11月の東海地域大会で4連覇を果たし、10回目となる全国出場権をつかみました。
全国大会予選リーグでは、同大会最多優勝を誇る北信越代表や昨年準優勝の四国代表を相手に全員攻撃、全員守備の一丸プレーで臨み、決勝までの4試合を13得点1失点と、安定した戦いぶりで勝ち上がりました。
決勝は、東海大会決勝で2―0と完封した翼SCレインボー垂井(岐阜)と再び対決。どちらも譲らない緊迫戦を繰り広げましたが、惜しくも2―3で競り負け、3大会ぶり4度目の頂点には届きませんでした。
得意のドリブルで相手をかわしてシュートに持ち込むなど、積極的に攻め続けた穂積さんは「悔しい銀。決して勝てない試合ではなかった」と唇をかみ、荒川さんは「一瞬の気の緩みが勝敗を動かすと痛感した。勝ちにこだわり続ける気持ちの作り方が、今後の課題です」と話します。
今春、県外のサッカー強豪校に進学予定の西原さんは「自分が武器にするドリブルは、ブリンカールで身に付けた。監督やコーチ、家族への感謝と、今大会でやり残したことを忘れず、次のステージに挑みます」と、さらなる成長を誓います。
全国大会には、地区予選を勝ち上がった16チームが出場し、4チームずつの予選リーグ後、1位通過4チームが決勝トーナメントで争いました。