中根さんの野外展 3月31日まで
二科展入選の経験を持つ岡崎市の中根忠俊さんの絵画作品を集めた「野外展」が3月31日まで、中根さん宅=同市真伝町字荒戸23-1=で開かれています。
中根さんは20代の頃から野外展を開きたいと考えていたそうですが、開催直前に83歳で死去。病室から展示内容の指示を受けていたという妻の晃子さんら家族が中心となり、野外展を実現させました。
中根さんは働きながら油絵制作を続け、二科展で18回入選。樹木や風景、人物などをモチーフにした油彩画やアクリル約20点を庭やガレージに並べ、訪れた人たちの目を楽しませています。晃子さんは「たくさんの方に見に来ていただき、うれしく思っています。主人の思いを感じてもらえたら。気軽に見に来てください」と話しています。
午前8時~午後6時。雨天開催。観覧無料。