山車奉納6年ぶり

知立まつり本祭り 知立神社 5月2、3日 

 知立神社の祭礼「知立まつり」が5月2、3の両日、知立神社とその周辺道路で開催されます。両日ともに5台の山車が境内にそろい、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「知立山車文楽・からくり」を3日に上演。山車奉納は6年ぶりに行われます。

 同まつりは1653年、徳川4代将軍家綱の時代から、約370年続く祭りです。

 両日ともに、高さ7メートル、重さ5トンの豪華絢爛(けんらん)な山車が、奉納する5町(本、中新、西、宝、山)の各町内を巡行し、知立神社の境内に並びます。

 3日午後2時から、西町が山車の上部で「からくり人形芝居」を上演。他の4町は、3人遣いの人形浄瑠璃芝居「山車文楽」を、山車から引き出した舞台上で行います。

 本町と宝町は今年、新しい演目を披露。宝町人形連の鶴田常智会長は「他にはない動きをするので、人形の動きに注目して」。本町人形連の小寺善神会長は「笑いのある演目。楽しんでほしい」と話します。

 知立駅前暫定広場では同日、山車などの奉納や、山車文楽とからくりの上演を生中継するパブリックビューイングイベントが初めて行われます。(問)市観光協会TEL0566-83-1111

(2024年4月26日 知立くらしのニュース掲載)

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