市観光ガイドが本番に備え練習〈知立〉
八橋かきつばたまつり改めて学ぶ
知立市観光ガイドボランティアの会が、4月10日、八橋かきつばた園内で本番さながらの模擬ガイドを行いました。「史跡八橋かきつばたまつり」(同25日~5月17日)に向けて、会員11人らが、園内のガイド場所などを確認しながら、説明を繰り返し練習。
同まつりでガイドデビューする、谷田町の富田佳治さん(67)は「ボランティアをする上で(同まつりや同園の)内容を勉強して深く理解することが大切だと思った。分かってもらえる話し方や説明を心がけたい」と抱負を語っていました。
八橋売茶翁(1760~1828年)の没後200年に向けた活動の一環として同日、「八橋売茶翁を学び煎茶をいただく会」も企画され、同会員と(同園でカキツバタの手入れをする)八橋旧蹟保存会などから18人が参加しました。
市郷土研究会の松井節子会長が園内の八橋史跡保存館で、尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱(複製)」や「燕子図屏風(複製)」などの展示物を解説。燕子庵では、売茶流の近藤良仙窟さんから煎茶の作法や説明を聞き、茶を楽しみました。
(知立くらしのニュースWEB版5月10日号掲載)