給食用タケノコ掘りを体験〈知立市〉

「ぽこっと採れた!」 上重原町内会

 知立市上重原町内会が上重原公民館横の竹やぶで、4月21日にタケノコ掘りを体験しました。「学校給食で食べる筍をみんなで掘ろう」と題し、児童と保護者らが約160人が参加しました。
 親子らは力を合わせてタケノコを掘り返し、「採れた」や「大きい」などの声を上げていました。
 参加した知立西小学校6年生の児童は「固くて深く掘るのが大変だったけど、ぽこっと採れた。去年もおいしかったから、給食も楽しみ」と笑顔。一緒に掘った母親は「子どもが行きたいというので参加した。楽しかったので参加できて良かった」と話しました。
 同町内会の岡田正敏区長は「(タケノコ掘りという)なかなかできない体験をしてもらえて、学区外から大勢来てもらえて良かった。去年に続いて今年も来てくれた子が多くいてうれしい」と目を細めます。
 最後に、同町の農業生産者らでつくる「ほっこりふれあい市」から、タケノコご飯とタケノコの刺身が振る舞われました。
 体験会は3回目。採ったタケノコはあく取りなどの下処理を施し、県内の食材を使った「県メニューの日」で「食育の日」の6月19日に、市内の小中学校の給食(6200食)として提供されます。

(知立くらしのニュースWEB版5月10日号掲載)

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