兄弟でインターハイ ソフトテニス競技

野田町の丹羽奏人さん・真音さん

 愛知県刈谷市野田町の高校生兄弟、丹羽奏人さん(同県岡崎城西高3年)と真音さん(同1年)が、「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)の男子ソフトテニス競技に、2人そろって出場します。 
 同競技の試合は30日から8月1日まで、長崎市で開催。ダブルス戦に312組、団体戦に48校が出場し、熱い戦いを繰り広げます。


 奏人さんはダブルスと団体の2種目に出場。ダブルスでは「後衛の僕が粘り強く球を拾って、1年生の時から組んできたペアが、得意のスマッシュを決めるチャンスを作り出す。絶対にあきらめない。体力には自信あり!」と意気込みます。


 団体は、昨年の同大会に続き2度目の出場で、「前回はベスト16止まり。チームに貢献することができないまま終わったという悔しさが残っています。あの時のリベンジも含めて今回は、2種目で全国制覇を狙う」と力を込めます。


 奏人さんが「弟の良さは、本番に強いところ」と、実力を認める真音さんは、3年生とペアを組んでダブルスに出場します。「誰と当たっても強い選手ばかりだから、気負わず、胸を借りるつもりで、思い切りやります」とさらり。昨年の中学生大会では、全国3位に入賞しており、相手のリズムを崩すカットサーブが武器。「僕も持久力に自信があります。目標はベスト4。全国の舞台で兄弟対決ができたら面白い」と話しています。

【兄の丹羽奏人さん㊨と弟の真音さん。
「互いに頑張ろうぜ!」】

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