泣き相撲刈谷場所 赤ちゃん力士 はっけよい

 赤ちゃんの大きな泣き声で邪気を払い、健やかな成長を願う「泣き相撲刈谷場所」が6月29日、愛知県刈谷市司町の市原稲荷神社で開かれ、約100人の乳幼児が元気な泣き声を境内に響かせました。


 化粧回しに紅白の綱を締めた〝赤ちゃん力士〟は、大相撲名古屋場所で市内に寄宿舎を置く尾上部屋の力士に抱えられて土俵入り。般若の面を付けた行事が「はっけよーい、のこった」の合図とともに顔を近付けると、火が付いたように泣き出し、体をよじらせたり、手を伸ばしてパパやママを求めたり。観客から「いい泣きっぷりだ」と称賛の声もあがり、会場に笑顔があふれました。


 力士「楓開」関(8カ月)を抱っこする父親は「2歳上の長女はコロナで、行動が制限されたことも多かった。これからは、2人にたくさんの経験をさせてあげたい」と言い、「いつも笑っている息子も、今日はわんわん泣いた。健康に育って」と目を細めていました。

【元気な泣き声をあげる赤ちゃん力士】

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