初の連覇を目指して〈知立〉
県操法大会に出場 知立市消防第3分団
知立市消防団第3分団が、7月20日に日進市の愛知学院大学グラウンドで開かれる「第69回県消防操法大会」に出場します。ポンプ車操法の部に、指揮者と5選手が参加。優勝を目指し、厳しい練習に汗を流しています。
西町を拠点とする同団が、知立代表として同大会に出場するのは6年ぶり。団員の多くが知立まつりや山車、囃子などの地域活動を兼務しており、まつりが終わった5月中旬から週5日、平日夜間や土・日曜の昼間に八ツ田小グラウンドなどで練習に励んでいます。
ポンプ車操法の部は長さ20㍍、重さ7㌔のホースを3本つないで防火水槽から給水し、的(火点)を目がけて放水。撤収するまでの一連の速さと正確さ、安全性を競います。昨年は知立の第4分団が優勝しました。
7月1日には、刈谷市消防団と合同練習を行い、繰り返し動作を確認。指揮者の柴田佳祐さん(28)=桜木町=は「前回出場した第4分団の成績に恥じぬような操法を当日見せたい」。3番員の加藤優太さん(19)=西町=は「チーム最年少なので、元気に走っていきたい」と張り切っています。
4番員の西澤栄起さん(34)=逢妻町=は「大会出場は2回目。指揮者をサポートして、いい結果を出せるようにしたい」。1番員の平遼太郎さん(30)=栄、2番員の渡邉悠人さん(27)=桜木町、補助員の吉崎博貴さん(52)=西町=は「一生懸命頑張ります」と意気込んでいました。
市消防団長の公文保さん(51)も第3分団の活躍に期待を寄せ、熱いエールを送ります。「優勝を目指している。昨年、優勝した第4分団に続き、ぜひ連覇を!」