消防操法県大会で初優勝

熊地区の第4分団「最高の出来!」

 地域を守る消防団が、鍛錬した消火技術を競う愛知県の「県消防操法県大会」(7月20日、日進市)
で、刈谷代表の第4分団(熊地区)が大活躍。ポンプ車操法の部で、刈谷市消防団初の優勝を果たしました。
 大会では、5人1組でホースをつなぎ、火元に向かって放水、速さと正確さなどを競いました。
 メンバーは、中村樹さん、青木崇祐さん、榊原瑠偉さん、石井直樹さん、勝﨑健太さん、加藤翔冴さん。持ち前のチームワークと、重ねた訓練が実を結び、練習時には、うまくいかなかった箇所をミスなく連動。2位以下を大きく引き離しました。


 メンバーたちは「最高の出来。悔いのない操法だった」と振り返り、優秀選手賞に輝いた石井さんは、「妻に背中を押され出場を決めた。頑張って良かった」と、喜びを語ります。
 3月から練習を始め、6月の市内大会では4位。「これが今の実力」と気合を入れ直し、週3日、亀城小学校などでの早朝練習で、技術を磨きました。
 

 「消防署や他地区の消防団員など、多くの皆さんの協力があって成し得たこと。僕らだけでは…」と感謝の気持ちを述べる5人。「有事に連携できる仲間を持てたことが、一番の収穫です。重ねた経験を今後、地域のために生かしていきたい」と話しています。

【「4分団」のポーズを決める団員ら】

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