小学生が投資を疑似体験

「好きな会社を応援したい」

 愛知県の刈谷法人会青年部会主催の「キッズマネースクール」が8月24日、同市産業振興センターで開かれ、小学3年生から6年生10人と家族が、ゲームを通じて投資の仕組みを教わりました。
 「幼少期から、お金の役割を体感してほしい」と同部会が企画し、参加者はパンダのドーナツ屋、キリンのパン屋など、応援したい店に投資する「株式投資ゲーム」を体験しました。
 小学生たちは〝投資家〟として各店の株を購入し、カードを引いて株価の変動を決定。

「新しくセット商品を売り出して、売れ行き好調。株価20円上がる」「材料費が高くなり少ししか商品が作れず株価下落。10円下がる」など、次々と変わる株価に、喜んだり心配したりしながら、投資のリスクも学びました。
 

 6年生の男児は、「投資とは、好きな会社を応援することだと学んだ。僕が大好きな『忍者めし』を作る会社を、応援してみたくなった」と話しました。
 小4の娘と参加した港智史さんは、「子どもにとって投資は親世代より身近になるはず。お金の価値に関心を持つきっかけになれば」と期待を寄せていました。

【投資ゲームを楽しむ参加者】

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