東京フィルの楽団員による弦楽室内コンサート
愛知県刈谷市出身のバイオリニスト近藤薫さんがコンサートマスターを務める東京フィルハーモニー交響楽団の、団員20人による「弦楽室内コンサート」が29日、総合文化センター大ホールで開かれます。
近藤さんがソリストを務める、ビバルディの「四季」や、チャイコフスキーの「弦楽セレナードハ長調作品48」など、美しいクラシックの名曲が披露されます。
午後2時開演。入場料1500円~5千円。問同センター☎21・7430
プレ演奏会に中高生が参加
前日の28日には、「プレトーク&コンサート」が、同センター1階アトリウムで開かれます。
午後3時開演。無料。
東京フィルの楽団員6人と、公募で集まった県内の中高生16人が「ディベルティメントK・136」を共演。
近藤さんは「東京フィルは14年前、刈谷市総合文化センターのこけら落とし公演をさせていただきました。実は愛知が発祥の地。県内の中高生との共演は、未来へとつながる大切な時間になると思います」と語り「創立113年、日本最古のプロオーケストラのアンサンブルをお楽しみください」と話します。
出演する生徒たちは、ワークショップでプロのレッスンを受けており、バイオリン奏者の高2年女子生徒は「先生のアドバイスで音色が変わった。合奏の楽しさも学びました。ぜひ聞きに来てください」と呼びかけています。